大学・研究機関の異動、任期満了、退職などにより、所属機関から提供されていた ChatGPT のライセンスや workspace を失うことがあります。
これは、特にポスドク、任期付き研究者、学生などにとって無視できない問題です。
ChatGPT を長期間研究に利用していると、そこには単なるチャット履歴だけでなく、
研究分野や研究テーマについての文脈
継続中の研究プロジェクトに関する情報
数式・LaTeX・プログラミングについての好み
文書作成時のスタイル
Custom Instructions
Memory
過去の議論や試行錯誤
などが蓄積します。
その結果、ChatGPT は一種の個人的な研究支援環境(personal research assistance environment)として機能するようになります。
ところが、所属機関の ChatGPT Edu / Enterprise / Business workspace を離れる際、この環境を別のアカウントへ完全に移管する仕組みは、現在のところ用意されていません。
OpenAI Help にはデータのエクスポート、workspace、Memory、アカウント間での会話の参照などに関する説明がありますが、必要な情報は複数の記事に分散しています。
そこで、
「研究機関を離れる前に何を保存しておけばよいか」
という観点から、公式に提供されている機能と、実践的な workaround を整理しました。
これは OpenAI の公式文書ではありません。
OpenAI の機能・仕様は変更される可能性があります。実際の移行・退職時には、所属機関の管理者および最新の OpenAI Help も確認してください。
Last checked: August 20, 2026.